備忘録

少しでも忘れないための記録です。

ベストアルバムの発売おめでとうございます

 
 ここからは2016/11に下書きにためておいた文章です。
 
 
 
 
 去年のJUMPからは、喜びだったり達成感だったりというものを感じることが多かった。それはCDやDVDの売上がわかりやすく伸びたのももちろん大きいけれど、なんだかんだ一番印象的だったのは24時間テレビだったような気もする。始まる前はとにかくハラハラして、大丈夫なのかなあと心配していたけれど、個々がそれぞれの良さを生かして企画に携わり、堂々とステージに立つ姿を見て杞憂だったなあと反省した。櫨山プロデューサーの言葉を借りるならまさしく「私は親か(笑)」である。もちろんうまくいかないこともあったけれど、そういった部分も含めてJUMPが自分たちの良さを再発見していたような気がした。番組自体は正直好きとは言えないけれど、JUMPが関わった部分に関しては見ごたえもあったしすごく楽しめた。そして何より、今まで少しずつ少しずつ積み重ねてきたものがようやく形になりはじめたんだなあと思うと、なんだかこちらまで嬉しくなった。24時間テレビ後の北海道公演、9人のいつも通りキラキラしつつもなんだか少したくましくなったような達成感にみちた表情はきっと忘れないと思う。
 
 だから、今年の27時間テレビは正直堪えた。放送後、インタビューなどで「自分たちは本番に弱い」と振り返る様子がなんだかとても切なくて、わたしまでしゅんとしてしまった。またこういうことを言うとモンペって指さされそうだけどそれが本当の気持ちだからしょうがない。
 バラエティ的なコーナーでおそらく自分たちの思うようにいかなかったであろうこと、勝負にことごとく負けたこと、練習では何度も成功していたはずのダンクが予定されていた場面では決められなかったこと。極めつけは何とか成功させたダンクを最後にまたやることになって、結局うまくいかないまま終えてしまったこと。きっといろいろ思うことがあったんじゃないかなあ。
 
 わたしはJUMPの仲が良いところがすごく好きだ。プライベートでもわざわざ会ったり、お互いに好きだよってグループメールで送りあったりするところもなんだか素敵だなと思う。メンバーはライバルだけれど、だからって優劣をつけ合うのではなくお互いを尊重して、ありがとう大好きだよと伝え合える関係性ってすごく貴重だなあと思う。生まれ変わったらHey!Say!JUMPに入りたいくらい(笑)
あと、いつもキラキラしているところもすごくいいなあと思う。きっと今までも悲しいこと、辛いこと、苦しいこと、悔しいことたくさんあったと思うけれどわたしたちの前でそれをあからさまに出したことってない気がする。だからそういった部分しか見ていない人には苦労してない、これだからゆとりはって言われてしまうのかもしれないけれど、わたしはマイナスのオーラを纏おうとしないJUMPのアイドルとしての姿勢がすごく好きだし、いつでも笑顔で楽しそうな雰囲気が素敵だなと思っている。
 
 でも、27時間テレビの後、このままじゃだめなのかなあと感じてしまった。これから先テレビの世界で結果を出すためには、もっとバチバチお互いに戦って、今流行りのドキュメンタリー仕立ての映画が撮れるようなグループになっていかなきゃいけないのかなあと不安になった。JUMPはJUMPなりに一生懸命現実と向き合って自分たちなりの努力をしてきたと思うけれど、もしかしたらそれってこの先通用していかないんじゃないかなあとか。だとしたらどうするつもりなんだろうなあ、とか。JUMPがやりたいことならなんでも応援するけれど、そういったスタンス的な部分に変化があったら自分はどう感じるのだろうと考えたりもする。
 もしかしたらグループのスタンスだったり関係性だったりも変わっていく時期なのかもしれないなあ。
 
とここまでが27時間テレビ後に書きためていた気持ち悪いポエムです。
 2016年11月3日現在、Hey!Say!JUMPの様子に特に変化はありません(笑)。まあそりゃあそうだ。10年もこうやってやってきたんだから。多分JUMPはJUMPなりになりたい自分たちの姿が見えているんだと思うし、自分たちの良さみたいなものもちゃんと客観的にわかっているんだと思う。それを信じて応援していくまでだし、そもそもおたくにできることなんてCDを買うこととコンサートで歓声をあげることくらいなんだからあれこれ心配したところでどうしようもない。来る10周年、どんな姿を見せてくれるのかわくわくしながら待とうと思います。がんばれ~!
 
 
 
 
 
 
 というのが昨年末わたしがしたためていた重くて気持ち悪い下書きです。
 楽しみにしていた10周年、来週からはいよいよアニバーサリーツアーがはじまります。メンバーも楽しみでしかたないという今回のコンサート、一体どんなものになっているのか今からすごく楽しみです。
 
 先週、Hey!Say!JUMP全員としては初めてVS嵐に出演しました。最終的にはいい勝負をしていたけれど、負けてしまいました。でも、27時間テレビの時の「負け方」とはちょっと違う気もしました。JUMPをよく知る方々の力を借りながら、完全な身内ネタを楽しい話題として発信できました。ゲームの中で見せ場を作ったメンバーが何人もいました。自分に振られたトークは何とか上手く打ち返そうと頑張っていたし、バラエティ番組でのふるまい方もこなれてきたなあと思いました。最初はへなちょこすぎて全く勝負にならなそうな点差だったものを少しずつ詰めて、最後はなかなかのいい勝負に持ち込みました。大事な最終ゲームでぽんこつ発揮するあたりがまだまだHey!Say!JUMPのかわいいところだけれど。最終的に先輩に負けたところまで含めて、後輩グループとしてはいい仕事をしたように思います。
 内容が単純に比較できるものではないし、モンペのフィルターかかりまくりなので都合のいいように作り上げすぎているかもしれないけれど、少なくとも27時間テレビのときのJUMPとはちょっと違う気がしたんです。ゆっくりゆっくり、本当に少しずつかもしれないけれど、JUMPはJUMPのペースで前に進んでいるんだろうなあと思います。これから先も嬉しかったり楽しかったり悲しかったり悔しかったり、いろいろな経験をしながらグループとして大きくなっていくんだろうし、おたくが心配しなくてもJUMPのことはJUMPが一番よくわかってるだろうから余計なお世話はしないようにしなくちゃなあ。まあわたしが勝手に心配しているだけなんだけれど(笑)。
 
 
 10年待ったベストアルバム、とてもすばらしいものでした。自分たちの過去をすべて受け入れて前に進んでいこうとする強くてしなやかなJUMPの姿勢が伝わってきました。きっと今の自分たちに自信を持っているんだろうなあと思えます。これからもどんどん進化していくであろうHey!Say!JUMPの現在地を教えてもらった気分です。そして何よりもこれから先JUMPを好きになる人はきっとこのアルバムを最初に手に取るであろうという名刺みたいな記念盤が出ることへの感慨深さ。発売の瞬間にHey!Say!JUMPのファンでいられたことが誇りであり、本当に嬉しいです。まだまだHey!Say!JUMPの未来に繋がっていくすてきなアルバムだと思います。
 10年も同じアイドルを応援し続けるなんて初めてのことなので、こんなタイミングに立ち会えることが嬉しくてしかたありません。いつもたくさんのわくわくやドキドキをありがとう。これからもJUMPはJUMPのスピードで、自分たちが納得する姿で前に進んでいってほしいです。どんなにゆっくりでも大丈夫、いつかJUMPがなりたい理想のJUMPの姿にたどり着けることを心から願っています。
 
 ベストアルバムの発売、おめでとうございました!